カテゴリ:田代島猫景色 続編( 73 )


2011年 07月 20日

田代島猫景色(続編 30) 石巻で「田代島猫景色」の写真展示をやります。

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7月31日・8月1日の川開きに合わせて、その前後2週間、石巻市内で田代島猫景色の写真展示を行います。

「癒しの写真展@こだまホスピタル  〜田代島の猫たち〜 」
 期間:7月25日(月)〜8月7日(日)
 場所:医療法人有恒会 こだまホスピタル1階アトリウムホール

名古屋でのグループ写真展以降、他でもぜひ写真展を開いて欲しいという声をいただいていました。
naochago 個人としては、その中で被災地であり、また田代島への入り口である石巻市で開催できないか模索していました。同時にやって良いものかどうか、やって喜んでもらえるのか、いろいろ思案していました。そんな中で、個人的に手伝っているボランティア団体の支援活動がきっかけでこだまホスピタルの院長先生とお話しする機会があり、ぜひ病院のスペースでやってみないかというお話しをいただいたのです。

こだまホスピタルは、メンタル面の治療や老人介護を提供している医療施設で、院長先生は今回の震災後、地域の方々の心の癒しのために病院のスペースを提供したいとずっと考えていらっしゃったとのこと。元々開かれた医療施設、誰でも立ち寄れる場所であることを理念に病院の1階は吹き抜けのアトリウムホールになっていて、ミニコンサートなどもできる設計になっています。院長先生自ら、そのスペースで市民の方がすこしでも心和らぐ機会を提供できないか、医療サービスを受けない方でもどんどん気軽にアトリウムホールを使って欲しい、とおっしゃいます。

通常のギャラリースペースでの展示に比べれば制約も大きいし、照明などもベストな状態にはできません。何よりも、素敵なアトリウムとは言え病院という建物の中で見に来ていただけるのか。未知なこと不安なことはいろいろありますが、被災地ど真ん中の石巻で展示を行う一つの可能性なのではないかと考え、チャレンジしてみることにしました。

期間は川開きを中心に前後2週間としました。「東日本大震災で亡くなった方々を供養し、新しい石巻をつくる勇気と希望を市民に与え、祭りを石巻再生の大きなスタートにしたいという観点で東日本大震災の供養(慰霊)と復興に主眼を置いて開催 」という川開きの主旨に沿い、少しでも呼応したいという意図を込めました。
こだまホスピタルでは、どなたでも大歓迎、診察がない日曜日も展示のためにアトリウムは開放しているので気軽にどうぞ、との事です。
住所・アクセスは下記からどうぞ。
http://www.kodama-hp.com/access/index.html

写真は、やんちゃ者のタロウと仲むつまじく大泊で子育てしているムクムクのクロちゃん。1年ちょい前の大あくびです。
あ、そうそう、こだまホスピタルの院長先生は「若い頃から」(笑)休日にはよく田代島にでかけ、猫たちもおなじみだそうです。(^_^)v

by naochago | 2011-07-20 23:16 | 田代島猫景色 続編 | Comments(4)
2011年 07月 05日

田代島猫景色(続編 29) 田代島に行ってきました。

naochago は、この週末も石巻〜牡鹿半島に支援に行きましたが、
その活動の一環で田代島に半日お邪魔してきました。
事務局として手伝っているボランティア団体の活動、および個人として企画している
いくつかの支援活動について、島の方々の意見を伺い打ち合わせを行うためです。

マーメイドは、浸水の大きい大泊港には止まらず、まっすぐ仁斗田へ。
船の上から見ると、仁斗田港はそれほど大きく変わったようには見えませんが、
よく見れば牡蠣の作業を行う小屋が壊れていることや、番屋の1階がベニヤ板で
止められていることなどがわかります。
やっぱり船がちょっと減ったかな〜。
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これまで約3ヶ月の間にずっと見てきた壊滅的被害を受けた地域、たとえば
石巻の沿岸部、牡鹿半島の桃浦や荻浜から鮎川に向けての集落や、女川町、南三陸町などの
エリアに比べれば、相対的に被害が小さかったことに感謝せざるを得ません。

とはいえ、被害が無かったわけではもちろんありません。
大泊では結構な数の家屋が半壊から全壊の状態ですし、島では水道もまだ復旧していません。
飲み水は網地島ラインで運ばれてくる支援物資が頼り。生活用水は井戸水を利用していますが、
井戸水をくみ上げることは重労働です。
電気は、気温が高くなったことから冷蔵庫の利用が必須なため24時間利用可能になりましたが、
東北電力から提供をうけている発電機で起こしている状態はまだ変わっていません。
地震による地割れと地盤沈下で桟橋や堤防も被害があります。
こちらの写真は帰り際。以前船着き場だった所が冠水しています。これは4時頃の写真ですが
満潮は夜中の1時頃なのでさらに50センチほど潮位が上がっているはずです。
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それでも naochago には、島の皆さんが田代島らしい力強さとおおらかさでこの状況を
乗り越えていっていることが感じられました。
数は限定的ですけれど新しい縄を仕入れて、1ヶ月以上遅れていますけれど稚牡蠣の仕込みの準備を
淡々と始めていました。残念ながら、今回を機にもう牡蠣養殖は辞めるわ、と決めた方もいらしゃいますが、
絶望と不安に悩まされているという訳ではない。
被害の状況や、表に出せない胸の内、秘めたる想い、いろんな複雑なことが重なり合っている被災地では、
そとから来る人間が軽々しく短絡的なことは決して言えませんが、僕には田代島の皆さんが
田代島らしくおおらかにこれからの生活を創っていくように感じられました。
僕は、やっぱりこの島と、この島の人々と、そしてもちろん、この島の猫たちが大好きです。

半日の滞在の間、なんだかんだといろんな方のお話を伺い打ち合わせをしていたので、
猫たちの写真を撮る時間はほとんど無し。元々今回はカメラも1台、レンズも1台しか持ってこなかったし、
猫たちの写真は今回は無しです。


・・・
と言うわけにはさすがに行きませんよね。(^^ゞ 限られたわずかの時間に撮った猫たちの写真です。
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この子は去年生まれたまだ若い猫ですが、田代島の猫には珍しく毛が長く、シッポもモップのように
ふさふさ。タヌキの子かな〜。
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ふさふさのシッポをピンっと立てて歩いてきて、ころんころんと甘えてるかわいらしいにゃんこ。
なんて名前がつくのかなー。(^^ゞ

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この子は以前からおなじみのにゃんこ。
今回は時間もなく、また昼からとても暑くなったので猫たちにはあまり会えませんでした。
大泊でも、タロウ夫婦と仔猫たちには会えず。
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水道が回復し、いろんな事が落ち着いたら、またゆっくり会いに来るよ。

最後にもう1枚。
帰りの船の上から。穏やかな海です。
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先日アップした写真と見比べて見てください。
http://naochago.exblog.jp/13747821/
ここには1面、何千という牡蠣ダルが浮かび、漁師さんの船が忙しく行き来していたのです。
田代島の方だけでなく、牡鹿半島側からこの海域で牡蠣養殖をやってられた方もいました。
これから、きっと2年、3年とかかることでしょう。でも着実に、あの豊かな海の光景が戻って来ますよう。
どうぞ皆さんも、長い時間がかかるこの道のりの間、2011年3月からの田代島を、そして石巻を、
宮城や岩手や福島を、東北のことを忘れずにいてください。


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田代島 にゃんこ・ザ・プロジェクトのサイトはこちらです。
http://nyanpro.com/

民宿はま屋さんの見習い漁師、佐藤顕一さんのおさかな直売店はこちらです。
http://tashiro-hamaya.com/order.html

by naochago | 2011-07-05 03:29 | 田代島猫景色 続編 | Comments(6)
2011年 06月 23日

田代島猫景色(続編 28) 名古屋の写真展無事終了

6月14日から名古屋で開催していた
東日本大震災復興支援写真展「田代島と東北の猫たち」
が19日に無事終了しました。
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今回のギャラリーは、栄エリアにあるアートスペースA1
階段を上った2階がメインギャラリーになっているのですが、吹き抜けの3階にもスペースがあり
とても雰囲気のある素敵なギャラリーです。
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今回の展示のレイアウトを作成してくださったのは猫ろじっくの蔵人さん。 
「作家の個性を主張するよりも、スペース全体で田代島を感じてただけるように作品をセレクト、レイアウトも練りに練りました。」
という言葉の通り、ギャラリーにお越しいただいた方が自然に写真を見て回り、田代島の猫たちや島の方々の暮らしを感じていただける素晴らしい展示になりました。
また、ねこきこうの早川さんのおかげで読売新聞、中日新聞、毎日新聞、などで取り上げていただき、大勢の方にお越しいただいて大盛況でした。
仙台在住のねこにっきのゆうちゃんも手作りアルバムで参加。
さらに、ねこにまたタビの原田さんのつながりではっちゃんで有名な八二一さんも、写真教室の生徒さんを連れて遊びに来てくださり、猫写真談義に花が咲きました。
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募金もある程度集まり、また田代島の牡蠣オーナー制度「にゃんこ・ザ・プロジェクト」の認知拡大の一助を担えたかと思います。
会場にお越しくださった方、募金にご協力いただいた方、ポストカードや写真集を購入いただいた方、本当にありがとうございました。

by naochago | 2011-06-23 01:17 | 田代島猫景色 続編 | Comments(0)
2011年 06月 10日

田代島猫景色(続編 27) 牡鹿半島から見た田代島

naochago は先週末も牡鹿半島に支援活動に行ってました。
半島の両側の集落を訪ね、いくつかの援助物資を届け、漁師さんやおかみさん達の話し相手になり
みなさんと写真を撮り、また2週間後に来るよ、と約束して帰ってくる。それだけです。
いろんな話を聞き、時に怒りや悩みを聞き、僕自身もさまざまな事を考えながら日を過ごします。

海の向こう側には田代島が見えます。

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早く行きたいものだな〜。
でも、手前の浜にはまだまだ片付かない船が残り、牡蠣ダルが転がります。


これは一昨年の秋、逆方向で仁斗田のすぐ沖から牡鹿半島方向をみたところ。
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こんな風に、静かな海一面に牡蠣ダルが浮かび、カモメがとまっている風景が再びよみがえりますよう。
僕は地道に気長に寄り添って行きますよ。

by naochago | 2011-06-10 03:07 | 田代島猫景色 続編 | Comments(2)
2011年 06月 03日

田代島猫景色(続編 26) 一口災害支援基金 田代島にゃんこ・ザ・プロジェクト始動!

養殖漁業が甚大な被害を受けた三陸漁場では、牡蠣やホタテの養殖復興のために
消費者が直接支援に参加できる新しいスキームが生まれています。
その名も「牡蠣オーナー制度」

「牡蠣オーナー制度」は、簡単に言うと支援金を送ると同時にあらかじめ僕らが牡蠣を買っちゃう仕組みです。
一口1万円程度に分割された支援金を、個人それぞれが好きなだけ口数を買って支援金を送ります。
送った支援金を元手に漁師さん達が養殖を開始し、3年後に収穫になったら送った支援金の口数に応じて
収穫された実物の牡蠣が手元に届くのです。
素敵な仕組みだと思いませんか? そして田代島でも、この仕組みを使った支援が始まりました。

僕らが送った支援金が3年後に美味しい絶品の牡蠣になって帰ってくるんです。
その間、成長を見守りながら、まだかな、もうすぐかな、と心待ちに待って楽しみにしてみる。
現地に遊びに行ったら、海に広がる牡蠣ダルを眺めながら、「あの辺がオレの牡蠣かな?」なんてワクワクしてみたり。
台風シーズンになったら、「来るなー!来るなー!台風来るなー!」と叫んでみたり。
でその後、「牡蠣大丈夫〜!」って電話してみたり。(^^ゞ
実際に、漁師さんから、あのきれいな内海で育った絶品の牡蠣が直接届いたら・・・!
「できたよ! ことしの牡蠣は最高だよ! 思う存分食ってくれ!」ってごつごつ書いた手紙が入っていたら・・・!!
 naochagoは、今PCの前でこれを書きながら考えるだけでにやにやしちゃいます。

そんな、田代島の漁師さんを直接応援できる仕組み。
漁師さんから直接届く絶品田代島牡蠣の直行便。
大好きな田代島を直接支援して、直接海の恵みを分けていただく仕組み。
その名も「一口災害支援基金 田代島にゃんこ・ザ・プロジェクト」
支援金の一部は、猫たちのため、そして皆さんが遊びに行った時のための港の整備などにも使われます。
田代島ファンなら、もう、何口でも参加したくなる「にゃんこ・ザ・プロジェクト」
ぜひぜひ皆さんの参加をお待ちしてます。

詳しくはこちらをご覧ください。
田代島若手ナンバー1!サトウさんのブログ
http://blog.livedoor.jp/tashirohamaya-tasiro/archives/66041999.html

ご存じはま屋のはまさんのブログ
http://tashiro-hamaya.com/

みなさ〜ん、 よろしくおねがいしま〜す!


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by naochago | 2011-06-03 02:44 | 田代島猫景色 続編 | Comments(5)
2011年 05月 19日

田代島猫景色(続編 25) 写真展「田代島と東北の猫たち」 に参加します。

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名古屋で開かれる「東日本大震災復興支援 田代島と東北の猫たち」に参加することになりました。
主宰は 中川こうじさん、蔵人さん、早川敦子さん、原田佐登美さんの4名です。naochago は東京からの参加。
ほかにも「ソトネコ」の南幅さん がポストカード販売とカレンダーで趣旨に賛同いただき参加されるとのことです。
現在みなさんと連絡を取り合いながら展示作品の絞り込みとレイアウトの相談中。
naochago は急な参加なので告知DMには名前が載っていませんが、しっかり作品展示しま〜す。
名古屋方面の方、ぜひいらしてくださ〜い。 naochago も交流会などには東京から出向きま〜す。

田代島と東北の猫たち ~中川こうじ 早川敦子 原田佐登美 蔵人 + 田中良直 & 南幅俊輔~
2011年6月14日(火)~19日(日)11:00~18:30
 *17日(金)は21:00まで19日(日)は17:30まで
アートスペースA-1
名古屋市中区栄1-24-28 

よろしくお願いいたします。

by naochago | 2011-05-19 23:12 | 田代島猫景色 続編 | Comments(8)
2011年 05月 04日

ありがとうございました〜!

急なお知らせにもかかわらず 集まってくださったみなさま。
昨日は本当にありがとうございました。
連休中で直前に決まったイベントだったので
ほとんど人は集まらないだろうと思っていたのですが、
さすがは田代島。
田代島の猫たちに対するみなさんの関心の高さや愛情の深さを感じて
naochago 感動しました。

田代島の猫たち、島の人たちを心から愛し、写真を撮っているモノとして
ときどきこういう機会を設けるのは、もう、ほとんど「責任」にも等しいか、と思った次第!
いや、冗談はさておき、今後はときおりやろうと思いました。
またぜひ、写真を見に、トークを聴きにいらしてください。
今後ともよろしくお願いいたしま〜す。

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by naochago | 2011-05-04 23:28 | 田代島猫景色 続編 | Comments(11)
2011年 04月 30日

チャリティイベントでトークライブやりま〜す!

突然ですが・・・

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被災地支援チャリティイベントでトークライブやります。
田代島の猫たちの写真を上映しながら、猫たちのこと、島の人々の暮らしのこと、
今回被災地を回って感じたこと、これから被災地、あるいは牡鹿半島の復興に必要なこと、
またまた猫の写真の撮り方のこつ、などなど3時間も枠もらったので好き勝手にお話しします。

イベントは連休中に両国で開催されている
「東日本大震災復興支援・文化と心のふるさと復興タスクフォース 〜おいしい笑顔!!」
naochago は5月3日14時から。
「宮城県沖に浮かぶ猫の島 〜田代島の写真とトークライブ〜 フォトグラファー田中良直」
場所は両国のKFC国際ファッションセンターの2階ホール。
http://www.tokyo-kfc.co.jp/hall_map.html

急に決まったイベントで今からの告知なので、どれほど人が集まるか分かりませんが
人が少なかったら、カメラや写真全般、聞きたいことになんでもお応えしますよ。(^^ゞ
来てくださった方には抽選でプリントプレゼントあり。
予定が空いている方はぜひどうぞ〜。

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by naochago | 2011-04-30 02:08 | 田代島猫景色 続編 | Comments(16)
2011年 04月 21日

田代島猫景色(続編 24) 番屋の風景

島の様子はだいぶ分かってきました。
いつも港にいる猫たちの中でも、無事が確認された子が次々と。
やはり猫たちは、危険を察知して逃げてくれたに違いありません。
被害にあった猫がどの子だったのか、とてもとても気になります。

もう一つ、naochago がとても心配なこと。それは気仙沼の道下漁業のみなさんのことです。
道下漁業の拠点は大船渡にあります。まだ大網漁が始まる前なのでみなさんはそちらにいたはず。
どうしていらっしゃるか。田代島に漁にこられるのは、きっとずっと先になってしまうでしょうけれど。

今日は懐かしい金太郎と番屋の漁師さんを。
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一度大将にカメラを向けたら、「背中を撮ってくれ」といって後ろを向きました。
なによりも正伸丸が自慢の大将。どうか無事でいますよう。また元気に漁をする姿を見せてください。
naochago は、「正伸丸に同船して皆さんが漁をしているかっこいい写真を撮る」と
大将と約束しています。去年の夏は残念ながらその機会がありませんでした。
もしかしたら今年は難しいかもしれませんが、来年になっても、再来年になっても、
かならず約束は実現させましょう。

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naochago は、今手伝っている被災地支援プロジェクトで明日から宮城岩手に行ってきます。
田代島の様子はわかったので、心配せずに他の地域を回ります。
できれば牡鹿半島沿岸部に足を伸ばしたいと思っているのですが、単独ではないので難しいかもしれません。
大船渡にも行ければ。

by naochago | 2011-04-21 02:30 | 田代島猫景色 続編 | Comments(7)
2011年 04月 15日

田代島猫景色(続編 23) 牡鹿半島沿岸部に救援を。

田代島の様子は、実際に現地に行かれた「ねこにっき」のゆうさんの記事で随分わかってきました。
港周辺の建物は津波の被害を受けましたが、島の方々は徐々にいつもながらの島の暮らしを
取り戻しつつあること、いつも番屋の周りにいる猫たちの姿がちらほら見られること・・・
naochaogo は、どうやら田代島らしさを失っていない姿に少しだけ胸をなで下ろしています。

「ねこにっき」さんの写真に写っていたちょびひげちゃんです。この写真は丁度1年前。(^^ゞ
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同時に・・・
田代島の隣の網地島では、田代島以上に多くの方々が暮らしており、水道が復旧していないので
井戸水をくみ上げるのに高齢者の方々がかなり難儀していらっしゃる様子が聞こえてきます。
さらに、港が大きな被害を受けたため、牡鹿半島の先端にある鮎川は、まだ網地島ラインのフェリーが
運行されていないということです。石巻から田代島、網地島まではいち早く運行再開してくださった
網地島ラインが、鮎川港まではまだ運行できない状態なのです。
このことが何を意味するか。

naochago の田代島猫景色を買ってくださった方は、「6月某日」の所を開いてください。
「牡鹿半島の先端へ向かう航路は内海で距離も近いので結構になることは希だが、今日はすべて停まってしまった。」
と書きました。
実は、前日は田代島〜網地島〜鮎川の間は運行していました。動いている間に帰ろうと思えば帰れたのですが
naochago は帰りませんでした。
どうしても帰らなければならない事情がなかった、ということもあるのですが、大きな理由は、鮎川から
石巻まで陸路をバスで戻るのは、フェリーよりも遙かに時間がかかってシンドイ、という理由だったのです。
石巻から鮎川まで、海の際をくねくねとつづる県道2号線を車で走っていくのは大変です。洋上を直線で
移動するフェリーよりも遙かに走行距離がかさみ、時間も倍以上かかります。
震災後道路が陥没したり崩れていたりする現状ではなおさらです。

つまり、牡鹿半島の沿岸部は、先端に行けば行くほど、陸の孤島の状態だということなのです。
実際にこのような声が聞こえてきます。
http://blog.goo.ne.jp/prayforoshika/e/777cdc74c2462f9f33b011c8162a9b62
http://blog.livedoor.jp/hbs/
http://blogs.yahoo.co.jp/sakurai4391/34488383.html

交通事情が改善されつつある地域では必要最低限の物資は間に合い始めているようですが、
逆に交通事情が厳しい地域は取り残されて十分な援助が届いていないところもあるのです。
このことをしっかりと認識して、対応策を考え訴えていかなければなりません。
どうか、このような地域がまだあることを心の片隅に留めてください。

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「災害時の愛玩動物同伴可能の避難所の確保と増加及び、
 愛玩動物入居可能の仮設住宅の確保と増加と建設を求める署名」
にぜひご協力ください。
署名はこちらからです。


by naochago | 2011-04-15 03:49 | 田代島猫景色 続編 | Comments(11)