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2012年 03月 17日

田代島猫景色(続編39)おかげさまで好評開催中。田代島猫景色写真展@札幌

3月13日より、札幌ギャラリーエッセにて「田中良直写真展 〜田代島猫景色@札幌〜」を開催しています。
おかげさまで好評で、連日多くの方にお越し頂いています。
今日は現地の様子をご紹介しましょう。

ギャラリーエッセは、札幌駅の北側、駅から歩いてほんの5分ほどの所にあります。
入り口には、みなしご3兄弟の末娘がサカナをくわえている写真。これが目印です。
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今回この写真には、本当に多くの方からさまざまなコメントを頂いています。
末娘本人も、自分がそんなに話題になっているとは夢にも思わず、毎日しっかりサカナを食べて遊んでいることでしょう。(^^ゞ

このギャラリーは、天井も高く、広々としたとても快適なスペースです。
また通りに面した1階にあって大きな窓があるので、日射しも差し込むナチュラルな空間がとても心地良いのです。
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広いスペースに、今回は75枚ほどの写真を展示しています。
写真集から25枚ほど、震災前の様子がわかる写真が5枚ほど、そして残りは昨年夏以降の島の様子、
人々の様子、そして猫たち、特に新しく生まれた命の写真です。みなしご3兄弟のコーナーもあります。
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入り口横のご挨拶は、こんな展示にしてみました。(^^ゞ
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もうひとつ、このギャラリースペースは、日が暮れてからの雰囲気もいいんですよね。
通りから見るとこんな感じです。
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初日のトークライブには、100名近い方にお集まりいただきました。ありがとうございました。
多くの方に「お話し楽しかったです。」と楽しんでいただけましたが、それよりもさらに
「田代島って素敵なところなんですね。以前から知っていましたが、もっと好きになりました。
  ぜひ一度行ってみたいと思いました。」
というコメントがとても嬉しかったですね。
島の人々の暮らし、猫たちとの関係、その環境の中でのびのび猫らしく生きている猫たち、
そんな田代島らしさを感じていただき、田代島に関心を持っていただけ、田代島を好きになっていただき、
島の人々と猫達の生活を応援して頂ければ幸いです。

札幌での展示は18日までです。(来週は小樽です。)
最終日18日は、15時からまたトークライブをやります。
平日にお越しいただくのが難しい方は、ぜひ日曜日にお越しください。(^_^)v

今回の展示を支えてくださっているあとりゑ・クレールの高橋さん、そして札幌の猫好きおばさまのみなさん、本当にありがとうございます。最終日までよろしくお願いいたします。

by naochago | 2012-03-17 13:02 | 田代島猫景色 続編 | Comments(8)
2012年 02月 21日

田代島猫景色(続編38)みなしご3兄弟、健在!

みなさん、こんばんは。
naochago@田代島です。
今日は珍しく現地からリアルタイムで更新。というのも、とてもとても嬉しいニュースがあったから。
表題の通り、以前このブログでご紹介した港のみなしご3兄弟に無事再会できました。

今年は全国的に例年になく寒い冬。
仙台や石巻に住む友人からも、そして島の方からも、極寒の便りを聞いていました。
そうでなくても写真集のエッセイに書いたとおり「秋ッコは育たねぇ」のが厳しい自然の掟。
これまで何年も田代島の猫たちを見守ってきた僕には、
「大体この季節のこの時期にこれぐらいの大きさの仔猫だったら、春に再開できる確率はこれぐらい」
ということが経験的にわかります。

みなしご3兄弟は、とても元気でたくましい子達でしたが、遅生まれ組で、また港で暮らす猫には
本当に厳しい寒さが続いていましたから、少々心配していました。
でもこうして元気な姿に再開することができて本当に何よりです。
今年の冬の寒さは本当に厳しいもの。田代島の猫たちも例年以上に厳しい寒さを乗り越えなければ
ならないわけで、今回の訪問で現地の猫たちの様子がどうなっているか、正直少々心配でした。
が、思っていたよりも猫たちはずっと元気で、ほとんどの猫に無事再開できています。昨年の予防注射が
かなり効いていることを実感を持って感じました。石巻でパルボが発生したときに、即実行に移すべく
ニャンプロのみなさんにお話ししてすすめて良かった。なによりも、昨年夏から、島の方々とお話ししながら、
そしてクレス先生のお力を借りながら、ニャンプロの一部としてこのプロジェクトを進めてきて良かった!
と心から喜びを感じました。

そんなわけで、今日は少々フライングで記事掲載。
写真はカメラ撮って出しのJPEGなので、少々見苦しかったらごめんなさい。
帰京後整えて再度アップし直します。

トップバッター。
みなしご3兄弟の長男おにいちゃん猫。
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すこしおっとりした感じでかわいい魅力的な猫です。
父親に似てきたなー。
(ピンと来る方、きっと大勢いらっしゃることでしょう。(^_^)v)

それから次男坊。
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この子は気が強くて、ちょっと撫でよう、なんて手を出すとすかさず鋭いツメとパンチが飛んできます。
ご来島の折はご注意を。笑

そして末っ子の妹。
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札幌小樽の写真展のDM告知に使ったサカナをくわえている子がこの子です。
お兄ちゃん二人より体が一回り小柄なのですこし心配しましたが、元気な姿を見せてくれました。

で、3兄弟そろって来襲。
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島の方がおいていったキャットフードの横でお弁当を食べていたら、3匹そろって来襲です。(^_^)v

前述の通り、今回は予想していた中で最善の結果だったと言えます。
「にゃんこ・ザ・カルテ」にも、嬉しいレポートを沢山書けそうです。
また他の猫たちも紹介していきますね。
ではまた。田代島より naochago がライブでお伝えしました。


・・・それにしても寒い。 そして星空が綺麗。(^_^)v

by naochago | 2012-02-21 23:28 | Comments(16)
2011年 12月 15日

田代島猫景色(続編35)港のシロもじゃくん

田代島仁斗田の港には、毎朝大勢の猫たちが集まりますが、その中でも目立つ存在がこのシロもじゃくんです。
なぜ目立つのか?それは・・・「白い・長い・太い」からです。
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黒白と黒ネコが圧倒的に多い田代島の猫たちの中にあって、シロもじゃくんは、全身がほとんど真っ白。黒い部分もあるのですが、黒と言うより薄いグレーで、遠くから見ると白猫に見えます。
それから、毛が長い。白くてふさふさの毛が全身を覆っています。
そして見れば一目瞭然のこの「シッポ」
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見事にボディとツートンカラーになったこの太くて長くてモップの様なシッポ。このグレーのシッポをぴ〜んと立てて歩いてくるので、遠くからでもすぐにわかります。

シロもじゃくんは、まだ1歳ほど。去年の夏頃に生まれたのでしょう。今年の7月に訪問した時には、まだ仔猫のあどけなさを残していました。その時の写真がこちら。
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それが夏の間にすっかり大きくなって、たくましい若ネコに成長しました。

そして、みなさんに是非知って欲しいシロもじゃくんの特徴・・・それは性格。
肝が据わっていて、と〜っても人懐こい。この二つがシロもじゃくんの特徴です。

シロもじゃくんは、かなり体格が良く、さらに毛が長くて大きく見えるので、港でちょこちょこ小競り合いをしているオス猫にときどきからまれます。そんな時、シロもじゃくんは、あまり動じることなく正面から向かい合って、多くの場合は勝っちゃいます。
こちらの写真、ケンカを売ったのは左側の猫なんですが、どちらが優勢かは一目瞭然。
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シロもじゃくん、あまりケンカに反応せず動じないので、もしかしてまだ仔猫だから事の重大さがわかってないんじゃないか?と思ったのですが、時折本気になることもあるので、そうでは無い模様。かなり肝の据わった猫なんですね。もしかしたら、そのうちボス猫候補になるかもしれません。

そしてもう一つ。とてもとても人懐こい。
僕はすっかり仲良くなったシロもじゃくんをよくなでているのですが・・・

あ、シロもじゃくんやってきました。
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なでていると・・・
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ペロペロペロ・・・
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と思ったら・・・
ハグ!
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ハグハグハグ!
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シロもじゃくん、そりゃサカナじゃないぜ、オレの指だぜ。
ひとしきり僕の指をハグハグして満足してまた歩いて行きました。(^^ゞ
こんなに人懐こい猫です。

ちなみにシロもじゃくんには、これまたそっくりな兄弟がいます。
こちら。
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顔の右ほっぺに模様があるのと、黒い部分が濃いのが違い。
それにもまして性格は大違いで、こちらの猫はとても臆病で警戒心が強く、なでることはまずできません。兄弟でも随分違うタイプに育ちました。

シロもじゃくんは、大体いつも港にいます。
田代島に行かれることがあったら、港のシロもじゃくんを捜してみてください。愛想良くハグハグしてくれるかもしれません。(^^ゞ (ルールなのでエサあげちゃダメですよ。)
港のシロもじゃくんをよろしく。
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by naochago | 2011-12-15 23:58 | 田代島猫景色 続編 | Comments(16)
2011年 12月 08日

田代島猫景色(続編 34) 田代島の猫の数は?

田代島には、一体何匹の猫がいるのか?

よく話題になります。また、よく聞かれます。50匹という人もいれば、100匹という人もいる。
特に今年は、震災の影響で一体何匹の猫が被害にあったのか?またその後のシビアな環境の中でどれだけの猫が頑張って生き延びてくれたのか?とても心配でした。
島の漁師さんの中でも数十匹の猫が被害にあったんじゃないか、という声もありましたし、震災後に島に訪問した方の中では猫は50匹以下に減ってしまったのではないか、という見解もありました。
僕が7月に訪問した際には、まあ、支援の打ち合わせが主体であまり猫たちを探して歩かなかったためもあるのですが、出会えた猫はかなり数少なく、これは相当減ってしまったかもしれない、と心配しました。
その後、8月から獣医師のクレスさんと猫達の健康/医療管理のボランティアで毎月訪問し、田代島に住んでいるほとんどの猫たちの状態を詳しく把握することができていますので、この話題に触れようかと思います。

で、何匹いるか?

その前に・・・(^^ゞ
大体の方が田代島の猫の数を見積もる時に、低めに見ているのではないかと思います。
その理由は3つ。

1つ目は、訪問した時期・気候・時間帯によって、あまり猫に会えない時があると言うこと。
例えば、今年の夏頃は、昼間仁斗田の港の周辺にはほとんど猫がいませんでした。例年なら番屋で寝泊まりしている大網漁の漁師さんやおかみさん達がいなかったこと、それから津波ですべてのものが流されて港に何も無かったために猫たちがねぐらにするような場所も無かったためです。
また、夏の暑い時間帯には、猫たちはどこか日陰の涼しい場所にひっこんでしまいますので、歩いている猫に出会える確率はぐっと減ってしまいます。
夏の間の港付近では、早朝の時間帯しか猫を見かけることはありませんでした。
たとえば、この写真は8月後半のある日の午後3時頃の港の風景。何もありません。猫もどこにもいません。
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こちらは同じ日の早朝。漁師さんたちが資材を置いてサカナを網から外す作業をやっているので、猫たちが集まってきています。
結構いるでしょ。全部で何匹いるかな?
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1枚目の写真を見ると、ごみがたまっているラインがあるのがわかりますでしょうか?
実は地盤沈下のために、ここまで海水が浸水してくるのです。
ごみがたまっているところが満潮時の波打ち際。つまりここより海よりには物を置けないのです。朝は岸壁の際までカゴや道具を持って行って作業しますが、終わったらまたキレイに片付けなければなりません。だから、猫が昼寝をできる場所も無かったのです。

ちなみにこちらの写真は11月の上旬。
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ニャンプロのブログでガレキの間で子育てしている姿が紹介されていた「ハチ」とその子供達。秋以降は、こうしたガレキや資材の間で「ハチとチョビゲ一家」や先日記事に書いた「3匹の仔猫」たちが港周辺で暮らしています

さて、2つ目の理由。それは、猫達の行動範囲の違いです。猫によっては、とても行動範囲が広くて、朝は港でサカナをもらい、昼は集落の間を行き来して、夕方は上の方のお宅でご飯をもらっている猫もいます。一部でとても人気があった「ネイチャー」なんかは典型。島の中をあちこち歩き回っていると、「あれ?港にいたはずがこんなところで?」と出くわすことも多々ありました。
逆に言うと、行動範囲がとても狭い猫もいるのです。ご飯をもらっているお宅の庭先からほとんど外に出ず、ほぼ一日そのお宅の周辺のごく限られた範囲で生活している猫もいます。こういった猫は、ほとんど出会う機会がないので、カウントされることが少ないのです。

3つ目の理由。それはそっくりで見分けが付かない猫が大勢いることです。田代島の猫たちの模様は、黒白が一番多く、それから黒ネコ、キジトラ、サバトラで、三毛やチャトラはほとんどいません。(ぱっと見は黒白だけれど、よく見ると茶色の毛が混じっていて、う〜むこれは定義上は三毛になるのかな、という猫は結構いますが。(^^ゞ)
その中で、有名になったジャックや金太郎、あるいは校長先生(ゴンザレス)、港のボス猫だったヒメや人気のねこ太郎ことタロウ、最近人気急上昇中のハナタロウ、の様に特徴がある猫はすぐに区別が付きますが、そっくりで見分けが付かない猫たちは、実際の数よりも少なくカウントされます。例えば上の写真、ハチの仔猫4匹のうち、黒くてもじゃもじゃの仔猫、この写真では全員一緒に写っているので3匹いるなとわかりますが、べつべつに出会ったら区別が付かず、1匹だと思うかもしれません。
僕は以前から、田代島の猫たちのかなりの個体識別をしてきました。また、猫たちの健康管理・医療サポートのために、得意の写真を活かしてデータベース化したカルテを作っているので、現在相当数の個体識別ができています。それでも、「あれ・・?」「え〜っと・・?」「う〜ん・・?」という事は結構あります。(^^ゞ

やっぱり一番難しいのは黒ネコさん。
例えばこの黒ネコ。風邪を引いて鼻水を垂らしています。(ピンぼけ写真でごめんなさい)
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クレスさんが抗生物質の注射をして1ヶ月後に良くなっているかと会いに行ったら・・・
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ちょっと良くなったかな?でもまだ鼻水出ていますね。
と書きましたが、実はこの2枚は別の猫です。気が付いた人はえらい!2枚目の猫、左前足を見てください。爪が出てるでしょ。
実は2枚目の猫は、左前足の人差し指の爪が出たまま戻らなくなって、みんなに「キャプテンフック」と呼ばれている猫なんです。
この2匹とも、同じ所に住んでいて、同じようにここしばらく風邪を引いて鼻水垂らしています。なかなか別の猫だとは気が付きません。(^^ゞ
まあ、このようにそっくりで見わけが付かない猫が結構います。その結果「ダブルカウント」ならぬ「レスカウント」されているわけですね。

まあ、以上のような理由で数が少なくカウントされることもあるのです。
前置きが長くなりました。(^^ゞ 
で、何匹いるか?

2011年秋の段階で、田代島には、約110〜120匹の猫がいます。
これは間違いありません。

9月と10月に、田代島の歴史が始まって以来初めて、猫たちにまとまって集団予防注射をしました。
同じ猫に2回してしまわないように、注射した猫の個体識別を行いながら、一匹一匹・・・大変だったんですよ〜。9月の時はものすごい猛暑で、熱中症になりそうでクラクラしながらでした。
で、予防注射できた猫が約80匹。
その時点でまだ仔猫で若すぎたので予防注射をしなかった猫が約10匹。
それから、どうしても嫌がって予防注射をさせてくれなかった猫が約20匹。
これで110匹です。これらはすべて識別できた猫たちです。
そして、仮にまだ識別できなかった猫が10匹いるとして120匹。
田代島には、現在大体これぐらいの数の猫が暮らしています。(^_^)v

先日も書いた様に、今年の田代島は仔猫に恵まれた年になりました。
また、例年なら11月頃には風邪を引いて具合が悪くなった秋生まれの仔猫を見かけることが多いのですが、暖かかったことと、予防注射や風邪の手当がうまくいったのでしょうか、先日は、ほとんどの「秋ッコ」の元気な姿を見かけることができました。
今週辺りからぐっと冷え込んで冬本番。仔猫も大人の猫たちも、元気に冬を越せるよう、見守っていきたいと思います。

最後にちょっと予防注射の件に触れておきます。
9月10月に、かなりの強硬スケジュールで猫たちの集団予防注射を行いました。その背景には、石巻でパルボが発生したという事情がありました。
石巻に住む友人の愛猫の具合が悪くなり、パルボと診断されたという話を聞いたのが、8月上旬ごろ。まさか?と思いましたが、石巻動物救援センターの現場責任者をされていた阿部動物病院の阿部先生に詳しくお話しを伺ったところ、確かに石巻市内で猫パルボが発生し、相当数の猫たちが病院に運ばれていることがわかりました。
その時点で、僕は青くなりました。パルボウイルスは土のあるところで繁殖し、靴に付着して人間の移動で感染場所を広げます。万が一パルボウイルスが田代島に侵入してしまったら・・・。急いでクレスさんおよびニャンプロのみなさんと協議して、可能な限り早く予防注射を行うことになったのです。
幸いなことに、石巻の猫パルボはその後沈静化に向かい、10月後半の時点では、ほとんど感染する猫もいなくなったとのことです。
ひとまず何よりです。
なお、予防注射や虫下しなどの薬の準備に際して、クレスさんが客員診療をされている白金高輪動物病院の近藤副院長に大変お世話になりました。ありがとうとございました。

終わりに1枚。
小春日和の午後の日射しを浴びながら、ぺったんこですやすや寝ている若ねこさん。
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by naochago | 2011-12-08 03:41 | 田代島猫景色 続編 | Comments(3)
2011年 12月 02日

田代島猫景色(続編 33) 3匹の仔猫

さて、しばし諸事情で更新していなかったこのブログですが、久々に再開します。
再開第1弾は、田代島の「3匹の仔猫」

今年の田代島は、例年になく子宝に恵まれた年になり、初夏から初秋まで多くの仔猫が誕生しました。
まるであの大きな災害、津波の被害によって失われてしまった猫たちの命が生まれ変わり、その意志を受け継ぎ、田代島の猫たちは負けないよ、と挽回するかのように沢山の仔猫が生まれて育ったのです。
港で出会ったこの3匹の仔猫もそんな今年生まれの仔猫。2匹はキジトラで、シッポの長さでかろうじて見分けが付くぐらいのそっくり兄弟、そしてもう1匹は顔の真ん中に一筋の白い線が入った黒白の仔猫。母猫はまだ若い黒ネコのようです。
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黒白くんはとても力強い目をした意志の強そうな子。キジトラくんは、2匹とも逆にちょっと甘えん坊な顔つきをしています。
秋生まれの仔猫ですね。この写真を撮った10月中旬で生後1ヶ月ぐらいでしょうか。
9月に訪問した際には見かけなかったのですが、10月に第2回の予防注射で訪問した際に初めて出会いました。
おかみさんに聞くとつい最近から見かけるようになったとのこと。夏には何も無かった港ですが、少しずつ漁の道具や樽ブイが置かれるようになり、この一家はそんな資材の間を寝ぐらにして港で生活することにしたようです。
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1ヶ月後、11月に再訪問した際に、またこの仔猫たちにも会いに行きました。
お、いました。3匹そろって並んでいます。3匹とも元気そうです。
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あれ? でも何かすこし様子が変です。何かが違います。
しばらくしてわかりました。そう、母猫の姿が見えないのです。
しばらくの間、仔猫たちと時間を過ごして様子をうかがっていたのですが、母親は現れず。
あの若い黒ネコの母親はどうしてしまったのでしょうか。育児放棄してしまったのか。それとも何かあったのか・・・。
この3匹はみなしごになってしまいました。


まだ生後せいぜい2ヶ月から3ヶ月ぐらい。
このぐらいの年齢だと、まだまだ母猫にべったりの甘えん坊の仔猫も大勢います。
でも、この3匹の仔猫には、甘えるべき相手も、守ってくれるべき存在も、いなくなってしまいました。自分たちの力だけて生きていかなければなりません。

朝の港には、大勢の猫たちがサカナをもらいに集まります。
守ってくれる母親のいない3匹の仔猫たちは、大人のオス猫に威嚇されることもしょっちゅう・・・
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(でも安心してください。オス猫は威嚇することはあっても、噛みついたり傷つけたりすることはありません。それにこの威嚇しているオス猫は、あちこちでケンカしてみるもののそんなに強くなくて、あっちで仔猫を威嚇し、こっちで若いオス猫とびびりながらケンカして、と忙しく騒いでいるうちにサカナをもらいそびれるちょっとおっちょこちょいで愛嬌のあるやつです。(^^ゞ)

でも、威嚇に負けていてはサカナを食べられません。
仔猫は威嚇されると逃げながらもすばしこく動き回り、チャンスを見るや果敢に大人の猫たちの間に飛び込んでサカナをくわえ、ダッシュで走ります! 
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まわりの大人の猫たちも「やるな-、こいつ」と一目おいたまなざし。


さらに・・・
以前も書きましたが、田代島の漁師さんやおかみさん達は、猫たちのことをよく見ています。
それぞれの猫の性格や、毎朝サカナをもらいに来る順番もよく知っていて、猫たち全員が食いっぱぐれないように気を配ってくれます。
この3匹の仔猫がみなしごになってしまったことも、もちろん承知済み。仔猫たちにも、ちゃんと他の猫に取られないようにサカナを分けてくれます。
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さっき威嚇してたオス猫は、「えー、えこひいきにゃー!」とにゃあにゃあ抗議しますが、おかみさんには逆らえません。(^^ゞ


そして・・・
やった~。こんなに大きなサカナ!!
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おかみさんが投げてくれた大きなサカナをくわえて誇らしげに歩いて来る仔猫。
たくましくて、とてもしっかりした目をしています。

こうして今朝も無事満腹になることができました。
兄弟で肩を寄せ合って港で生活している3匹のみなしご仔猫たち。
元気に大きくなりますように。
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by naochago | 2011-12-02 04:10 | 田代島猫景色 続編 | Comments(13)
2011年 08月 24日

田代島猫景色(続編 32) 獣医さんとの訪問1

先日ニャンプロブログでさとうさんがご紹介されていましたが、先週後半に獣医さんをお連れして田代島を訪問してきました。
獣医さんはこちらの先生。
http://www.forpets.jp/special_c04.html
ドイツでずっと獣医師をなさっていますが、定期的に東京の動物病院でも客員診療をされています。西洋医学に加えて自然療法というホリスティックなアプローチも得意とされる方です。実は僕の愛猫カプチーノがずっとお世話になっていた広尾セントラル病院の院長先生の後輩でいらっしゃいます。
以前から田代島のファンだったそうなのですが、震災後のさまざま状況に触れるうちに、できればボランティアの訪問獣医師として島の猫たちやみなさんの役に立てればという思いが募り、コンタクトを頂いたのが5月頃。
6月に支援で訪問した際にニャンプロメンバーの方々とお話しさせていただき、ニャンプロでも皆さんから支援いただいている基金の一部を猫たちの薬などにも役立てていく方針であることから、今回の訪問となりました。(獣医さんの訪問自体はボランティアです。)

まずはニャンプロブログでおなじみの三毛猫えみちゃんの診察。
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一時はかなり衰弱していたえみちゃんですが、順調に回復しているようです。目線もしっかりしていて美猫さんです。
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それから島内を2日かけてくまなく猫たちの診察・治療。

この猫はいつも目やにが出ていてね〜。
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どれどれ、この子も目を診察。
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おかあさん、獣医師の先生が訪問診療に来てくださいましたよ〜。
そうかい。遠いところをありがたいね〜。
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中には少々体調を崩していて具合の悪い猫も。
体を触らしてくれる猫には抗生物質の注射や薬などの治療が行われました。
たれ耳ジャックのお兄さんのユメタロウくんも、少し体調を崩していたので、2日間の注射とご飯に混ぜる薬を処方。
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具合の悪い猫たちも、早く元気になろうね〜。

ところで、訪問した日、大きな地震がありました。
震源地は福島の沖という事でしたが、一時宮城県にも津波注意報が発令され、島の方を含めみんなでしばらく固唾を呑んで高台から海を見守りました。
驚いたのは地鳴りの大きさ。揺れ始める直前から、どこで鳴っているともわからない不気味で大きなゴゴゴゴゴという音が周囲に響き渡ります。揺れている間もこの音は鳴り響き、地鳴りの音と揺れで、耳でも体でも、全身で地震のエネルギーを感じます。それからやがてみんなの携帯電話の緊急地震速報のアラーム音が鳴り始める・・・。
東京のマンションで感じる地震は「建物が揺れている」というものですが、この地鳴りは、まさに大地の巨大なエネルギーが広範囲で動いていることを感じさせます。
島の方も、地鳴りの大きさは311以来久しぶりだったとおっしゃっていました。
すごい体験でした。

by naochago | 2011-08-24 23:38 | 田代島猫景色 続編 | Comments(6)
2011年 07月 31日

田代島猫景色(続編 31) 石巻の展示はあと1週間

今日明日は石巻の川開き祭りです。
今年は規模を縮小し、震災被害者の鎮魂と、復興に向けて再スタートのシンボルにするお祭りになりました。
きっと大勢の方が、4ヶ月前のあの日を思い起こし、この4ヶ月を振り返り、これからの日々に思いを巡らせることでしょう。
naochago の知人は、夕方からの灯籠流しに「涙がとまらない」と言っていました。
沢山の涙と沢山の想いをのせて、灯籠が北上川を下っていったことでしょう。
今日明日の川開き祭りが、石巻の人々の心を癒し、この大きな出来事にひとつの区切りをつけ、これから向かい合っていく日々への新たな思いを強くするひとときとなりますことを。


川開きの開催に合わせたささやかな癒しの写真展「〜田代島の猫たち〜田中良直写真展」は、今週いっぱいこだまホスピタルのアトリウムホールで開催しています。
猫たちの姿に、少しでも人々の心に笑顔が増えますように。


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こだまホスピタルのアトリウムホールは、トップライトが差し込む広々とした空間です。
まるでショッピングモールの中にいるようです。


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入り口にはこの目印。


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アトリウムの壁面数カ所に、40点ほどの猫たちが待っています。
お時間のある方はどうぞのんびりご覧ください。

by naochago | 2011-07-31 22:33 | 田代島猫景色 続編 | Comments(2)
2011年 07月 20日

田代島猫景色(続編 30) 石巻で「田代島猫景色」の写真展示をやります。

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7月31日・8月1日の川開きに合わせて、その前後2週間、石巻市内で田代島猫景色の写真展示を行います。

「癒しの写真展@こだまホスピタル  〜田代島の猫たち〜 」
 期間:7月25日(月)〜8月7日(日)
 場所:医療法人有恒会 こだまホスピタル1階アトリウムホール

名古屋でのグループ写真展以降、他でもぜひ写真展を開いて欲しいという声をいただいていました。
naochago 個人としては、その中で被災地であり、また田代島への入り口である石巻市で開催できないか模索していました。同時にやって良いものかどうか、やって喜んでもらえるのか、いろいろ思案していました。そんな中で、個人的に手伝っているボランティア団体の支援活動がきっかけでこだまホスピタルの院長先生とお話しする機会があり、ぜひ病院のスペースでやってみないかというお話しをいただいたのです。

こだまホスピタルは、メンタル面の治療や老人介護を提供している医療施設で、院長先生は今回の震災後、地域の方々の心の癒しのために病院のスペースを提供したいとずっと考えていらっしゃったとのこと。元々開かれた医療施設、誰でも立ち寄れる場所であることを理念に病院の1階は吹き抜けのアトリウムホールになっていて、ミニコンサートなどもできる設計になっています。院長先生自ら、そのスペースで市民の方がすこしでも心和らぐ機会を提供できないか、医療サービスを受けない方でもどんどん気軽にアトリウムホールを使って欲しい、とおっしゃいます。

通常のギャラリースペースでの展示に比べれば制約も大きいし、照明などもベストな状態にはできません。何よりも、素敵なアトリウムとは言え病院という建物の中で見に来ていただけるのか。未知なこと不安なことはいろいろありますが、被災地ど真ん中の石巻で展示を行う一つの可能性なのではないかと考え、チャレンジしてみることにしました。

期間は川開きを中心に前後2週間としました。「東日本大震災で亡くなった方々を供養し、新しい石巻をつくる勇気と希望を市民に与え、祭りを石巻再生の大きなスタートにしたいという観点で東日本大震災の供養(慰霊)と復興に主眼を置いて開催 」という川開きの主旨に沿い、少しでも呼応したいという意図を込めました。
こだまホスピタルでは、どなたでも大歓迎、診察がない日曜日も展示のためにアトリウムは開放しているので気軽にどうぞ、との事です。
住所・アクセスは下記からどうぞ。
http://www.kodama-hp.com/access/index.html

写真は、やんちゃ者のタロウと仲むつまじく大泊で子育てしているムクムクのクロちゃん。1年ちょい前の大あくびです。
あ、そうそう、こだまホスピタルの院長先生は「若い頃から」(笑)休日にはよく田代島にでかけ、猫たちもおなじみだそうです。(^_^)v

by naochago | 2011-07-20 23:16 | 田代島猫景色 続編 | Comments(4)
2011年 07月 05日

田代島猫景色(続編 29) 田代島に行ってきました。

naochago は、この週末も石巻〜牡鹿半島に支援に行きましたが、
その活動の一環で田代島に半日お邪魔してきました。
事務局として手伝っているボランティア団体の活動、および個人として企画している
いくつかの支援活動について、島の方々の意見を伺い打ち合わせを行うためです。

マーメイドは、浸水の大きい大泊港には止まらず、まっすぐ仁斗田へ。
船の上から見ると、仁斗田港はそれほど大きく変わったようには見えませんが、
よく見れば牡蠣の作業を行う小屋が壊れていることや、番屋の1階がベニヤ板で
止められていることなどがわかります。
やっぱり船がちょっと減ったかな〜。
d0149713_151762.jpg

これまで約3ヶ月の間にずっと見てきた壊滅的被害を受けた地域、たとえば
石巻の沿岸部、牡鹿半島の桃浦や荻浜から鮎川に向けての集落や、女川町、南三陸町などの
エリアに比べれば、相対的に被害が小さかったことに感謝せざるを得ません。

とはいえ、被害が無かったわけではもちろんありません。
大泊では結構な数の家屋が半壊から全壊の状態ですし、島では水道もまだ復旧していません。
飲み水は網地島ラインで運ばれてくる支援物資が頼り。生活用水は井戸水を利用していますが、
井戸水をくみ上げることは重労働です。
電気は、気温が高くなったことから冷蔵庫の利用が必須なため24時間利用可能になりましたが、
東北電力から提供をうけている発電機で起こしている状態はまだ変わっていません。
地震による地割れと地盤沈下で桟橋や堤防も被害があります。
こちらの写真は帰り際。以前船着き場だった所が冠水しています。これは4時頃の写真ですが
満潮は夜中の1時頃なのでさらに50センチほど潮位が上がっているはずです。
d0149713_2114060.jpg


それでも naochago には、島の皆さんが田代島らしい力強さとおおらかさでこの状況を
乗り越えていっていることが感じられました。
数は限定的ですけれど新しい縄を仕入れて、1ヶ月以上遅れていますけれど稚牡蠣の仕込みの準備を
淡々と始めていました。残念ながら、今回を機にもう牡蠣養殖は辞めるわ、と決めた方もいらしゃいますが、
絶望と不安に悩まされているという訳ではない。
被害の状況や、表に出せない胸の内、秘めたる想い、いろんな複雑なことが重なり合っている被災地では、
そとから来る人間が軽々しく短絡的なことは決して言えませんが、僕には田代島の皆さんが
田代島らしくおおらかにこれからの生活を創っていくように感じられました。
僕は、やっぱりこの島と、この島の人々と、そしてもちろん、この島の猫たちが大好きです。

半日の滞在の間、なんだかんだといろんな方のお話を伺い打ち合わせをしていたので、
猫たちの写真を撮る時間はほとんど無し。元々今回はカメラも1台、レンズも1台しか持ってこなかったし、
猫たちの写真は今回は無しです。


・・・
と言うわけにはさすがに行きませんよね。(^^ゞ 限られたわずかの時間に撮った猫たちの写真です。
d0149713_2553089.jpg

この子は去年生まれたまだ若い猫ですが、田代島の猫には珍しく毛が長く、シッポもモップのように
ふさふさ。タヌキの子かな〜。
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ふさふさのシッポをピンっと立てて歩いてきて、ころんころんと甘えてるかわいらしいにゃんこ。
なんて名前がつくのかなー。(^^ゞ

d0149713_381390.jpg

この子は以前からおなじみのにゃんこ。
今回は時間もなく、また昼からとても暑くなったので猫たちにはあまり会えませんでした。
大泊でも、タロウ夫婦と仔猫たちには会えず。
d0149713_3122077.jpg

水道が回復し、いろんな事が落ち着いたら、またゆっくり会いに来るよ。

最後にもう1枚。
帰りの船の上から。穏やかな海です。
d0149713_3135818.jpg

先日アップした写真と見比べて見てください。
http://naochago.exblog.jp/13747821/
ここには1面、何千という牡蠣ダルが浮かび、漁師さんの船が忙しく行き来していたのです。
田代島の方だけでなく、牡鹿半島側からこの海域で牡蠣養殖をやってられた方もいました。
これから、きっと2年、3年とかかることでしょう。でも着実に、あの豊かな海の光景が戻って来ますよう。
どうぞ皆さんも、長い時間がかかるこの道のりの間、2011年3月からの田代島を、そして石巻を、
宮城や岩手や福島を、東北のことを忘れずにいてください。


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田代島 にゃんこ・ザ・プロジェクトのサイトはこちらです。
http://nyanpro.com/

民宿はま屋さんの見習い漁師、佐藤顕一さんのおさかな直売店はこちらです。
http://tashiro-hamaya.com/order.html

by naochago | 2011-07-05 03:29 | 田代島猫景色 続編 | Comments(6)